GⅢレースの目次
朝日チャレンジカップ
エルムステークス
府中牝馬ステークス
武蔵野ステークス
東京スポーツ杯2歳ステークス
京阪杯
中日新聞杯
愛知杯
京成杯オータムハンデキャップ
シリウスステークス
富士ステークス
ファンタジーステークス
福島記念
鳴尾記念
カペラステークス
ラジオNIKKEI杯2歳ステークス
関屋記念
北九州記念
新潟記念
札幌2歳ステークス
小倉2歳ステークス
小倉記念
函館2歳ステークス
キーンランドカップ
クイーンステークス
新潟2歳ステークス
ユニコーンステークス
CBC賞
ラジオNIKKEI賞
七夕賞
アイビスサマーダッシュ
エプソムカップ
マーメイドステークス
函館スプリントステークス
プロキオンステークス
函館記念
中山金杯
京都金杯
フェアリーステークス
シンザン記念
京成杯
平安ステークス
東京新聞杯
根岸ステークス
京都牝馬ステークス
小倉大賞典
共同通信杯
シルクロードステークス
ダイヤモンドステークス
きさらぎ賞
クイーンカップ
アーリントンカップ
阪急杯
オーシャンステークス
チューリップ賞
中京記念
中山牝馬ステークス
フラワーカップ
ファルコンステークス
毎日杯
マーチステークス
ダービー卿チャレンジトロフィー
福島牝馬ステークス
アンタレスステークス
新潟大賞典
カペラステークス
カペラステークスは冬に中山競馬場のダート1200Mのコースを使用して
3歳以上の競走馬によって行われる重賞競走(G3)である。
往年の競馬ファンにはガーネットステークスといったほうがピンとくるかもしれない。
平たく言えばカペラステークスはガーネットステークスが
その名前を変えて生まれ変わった重賞競走であり、
旧ガーネットステークス同様に根岸ステークスやフェブラリーステークスへの
ステップレースとしての位置付けが強いレースとして知られている。
見どころは道中のペースである。
このコースはスローペースなら逃げ、先行馬有利、ハイペースになれば差し、
追い込み馬有利、といったペースによる有利、不利が顕著に表れるので
時計を気にしながらレースを見ると面白いかもしれない。
クラスが上がれば上がるほどこの傾向は強まるので、
このカペラステークスに至っては如実にその傾向が表れること間違い無しである。
また、枠に至ってはスピードの乗りやすい芝を長く走れる外枠が有利になっており、
道中の位置取り、スパートを掛けてから直線までの持ち出し方などは騎手のセンスが問われる。
人馬一体となって如何に自分に有利なペースを作りレースを制するか。
カペラステークスは騎手と競走馬のチームワークが試されるレースといえるだろう。
鳴尾記念
鳴尾記念は冬に阪神競馬場の外回り芝1800Mコースを使用して
3歳以上の競走馬によって行われる重賞競走(G3)である。
この競争にはジャパンカップ(G1)や有馬記念(G1)に距離適性が合わないマイルの実力馬、
その中でも末脚自慢の馬が多頭数出走することで知られ、
一番人気の連帯率が高いレースとしても有名である。
見どころは最後の直線における激しい攻防である。
道中の位置取りやペースがレースにおいて重要なのは言うまでもないが、
とにもかくにも阪神の直線は長い。
A、Bどちらのコースを使用するかによって若干異なるものの、
その距離なんと470M以上、JRA管轄の競馬場の中でも3番目の長さを誇るのだ。
また、最後の直線に向けて緩やかなカーブを下る様に作られているので
スピードが乗りやすく、最後に急な上り坂があるのにもかかわらず、
上がり3Fの平均ラップはJRA管轄の競馬場の中でも常にトップクラスとなっている。
そんな阪神競馬場外回り芝1800Mコースを末脚自慢の猛者たちが走るというのだから、
これはもう見逃す手は無いだろう。
競走馬に求められるのは長い直線を全力で、
なおかつ速く駆け抜ける為のスタミナと爆発力、
ジョッキーには的確な仕掛け、
馬込みからベストの道を見つけるシビアな状況判断が要求される。
枠による不利も少なく有利な脚質も展開一つで逃げから追い込みまで、
最後の最後までどうなるかが分からない。
ただ、その場で本当に強い馬が勝つ、それが鳴尾記念だ。
福島記念
福島記念は秋に福島競馬場の芝2000Mを使用して
3歳以上の競走馬よって行われるハンデキャップによる重賞競走(G3)である。
秋から年末に掛けてのG1シーズン真っただ中に行われるこのレースは、
旬が過ぎた元強豪馬やG1戦線から漏れた「二線級」の馬が多く出走することで知られ、
またそれに加えてハンデキャップを採用しているので
勝ち馬予想が非常に難しく波乱が多いことでも有名である。
このレースの醍醐味はまさに運試しだろう。
前述の通り、このレースにはいまいちパッとしない馬が多く出走する上に
ハンデキャップを採用しているので、常識であれば「どの馬が来るか」、
と考えるところを、「どの馬が来ないのか」、といった
通常とは全く逆の発想でレースを楽しむことが出来る。
枠による不利も少なく、コースも高低差が若干あるものの走りやすいコースとなっており、
通常であれば逃げ、先行馬が有利なところもハンデキャップによって
能力差が縮められているので正に「予測不能」なのである。
故に、運を試すのには持ってこいだ。
例え、百円でも自分の思うがまま、自分の好きな馬に好きな様に賭けて
見事当てることが出来れば喜びは一入となるだろう。
常識では測れず、何があるか分からない。
それが福島記念だ。
ファンタジーステークス
2歳牝馬限定で行われる重賞競走(G3)である。
このレースは阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)の
前哨戦の位置づけが強いレースとして知られ、
その年の有力牝馬が多頭数登録することで有名である。
楽しみはなんといっても将来性豊かなプリンセスの発掘だ。
通例では2歳限定の重賞等で活躍する馬は3歳以降なかなか成績が伸び悩む傾向にあるのだが、
このレースの優勝馬に至っては3歳以降も活躍する場合が多いという不思議なジンクスがある。
故に、このレースを勝った馬には通例に囚われずに
3歳以降の未来を追いかけていくこの楽しみが生まれてくるのだ。
その理由としてはファンタジーステークスには
中山競馬場でよく使われる内回りの1400Mコースではなく、
競走馬に器用さと瞬発力が求められる難しい外回り
1400Mコースを採用している事がよく挙げられ、
2歳の時点でこの難コースを制する事が出来るからには
その実力はたとえ2歳であっても折り紙つきである事が証明されるからであろう。
もちろん、このレースを勝ち上がった馬は阪神ジュベナイルフィリーズでも
大いに期待出来るのは言うまでもない。
常識に囚われない馬が勝つ。
それがファンタジーステークスだ。
富士ステークス
富士ステークスは秋に東京競馬場の芝1600Mのコースを使用して
3歳以上の競走馬によって行われる重賞競走(G3)である。
このレースはマイルチャンピオンシップ(G1)の前哨戦としての位置づけが強く、
毎年マイルチャンピオンシップを目指すマイルの実力馬が多頭数出走する事で知られている。
見どころはやはり競走馬はもちろんジョッキーをも含めた複雑でハイレベルな駆け引きだろう。
東京競馬場の芝1600Mコースは日本でも有数のタフコースといわれ、
競走馬には瞬発力だけではなく中距離もこなせる豊富なスタミナも求められる。
さらには騎乗するジョッキーにも位置取りはもちろん道中のペース、スタミナ配分、
最後のスパートのタイミング等で通常以上に難しい判断が強いられるのである。
故に見ていて面白いのだ。
まず、道中は縦長の展開になりやすく、ここでそれぞれ馬の特性合った集団がいくつか形成される。
そして、3コーナー手前からは緩い下り坂になっているので逃げや先行馬はペースが上がりやすく、
また差し馬や追い込み馬は直線に向けて助走がつけやすくなっている。
そして、直線に向けば後はゴールまで待った無しの決め手勝負だ。
逃げ、先行場が勝つ為には前に行きつつも体力を温存し、
更には最後の直線をバテずに最後まで良い足を使える様な展開を演出する
ジョッキーのセンスとそれに応えられる馬の順応性が求められ、
差し、追い込み馬に至っては道中で溜めに溜めた末脚の爆発力はもちろん、
前が塞がりやすい最後の直線でビクトリーロードへと馬を誘う
ジョッキーの手綱裁きも非常に重要になるのだ。
前哨戦でありながら、本番よりも難しい戦いを強いられる。
それが富士ステークスだ。
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