競馬予想ブログ

第52回京成杯回顧

今回の京成杯でアドマイヤブルーを中心視した人の多くは
前走のホープフルSの結果を重視したに違いない。
同じ中山の芝2000メートルで行われ、
2分1秒4という2歳の12月としては
上々の走破タイムであった点を考えれば、
その考え方も妥当なようにも思える。

しかしそのアドマイヤブルーは3着。
勝ったベストディールと2着のマイネルロブストは
そのホープフルSを走っていない。
結果的には「ホープフルS重視」という見方は
間違いであったということになる。
そのベストディールとマイネルロブストは
札幌2歳Sを走っている。
当時はマイネルロブストが3着でベストディールが4着。
この札幌2歳Sを使われた組の方が
力は上と考えるべきなのかもしれない。
面白いのはこの札幌2歳S1着馬グランデッツァ、
2着馬ゴールドシップの2頭が、
ラジオNIKKEI杯2歳Sでも
ゴールドシップ2着、グランデッツァ3着と上位に入っている点。
するとラジオNIKKEI杯2歳Sをキャリア一戦で勝った
アダムスピークという馬はとんでもない大物の可能性がある
ということになるのかもしれない。
このアダムスピークの次走に是非とも注目したいところである。

ところでこの結果はもう一つ別の見方をしておく必要もある。
2着マイネルロブストは前走の朝日杯フューチュリティステークスでも2着に入っており、
他の牡馬たちよりも1キロ重い別定57キロを背負っていた。
そしてコースロスを強いられる外枠というハンデもありながらの2着。
この結果は特筆すべきものかもしれない。
よく覚えておきたいポイントである。

第59回日経新春杯予想

1月15日(日)
京都11R
第59回日経新春杯(G2)
京都・芝2400メートル

◎トゥザグローリー
◯スマートロビン
▲ビートブラック
△ダノンバラード
×スマートギア

注目はやはり有馬記念で2年連続3着のトゥザグローリー。
ハンデは58.5キロとなった。
これなら悲観すべきものではないだろう。
他の馬とのハンデ差は気になるが、
負ける訳にはいかない一戦となりそうだ。
今年の飛躍の為にもいいスタートを切りたいところ。

相手は明け4歳馬のスマートロビンだと考えたい。
神戸新聞杯4着で菊花賞出走はならなかったが、
目標を切り替えて挑んだ同じ芝2400メートルの比叡Sを快勝。
G1・3着があるメイショウドンタクを破った点も注目したいところ。
ハンデは55キロと手頃で手綱を取るのは安藤勝己。
手強い相手となりそうだ。

同じ京都・芝2400メートル2着のビートブラックは
コース替わりで見直す事が出来ないだろうか。
左回りの東京・アルゼンチン共和国杯5着に、
不良馬場だったステイヤーズS11着。
実績のあるコースに戻れば、
巻き返す余地があるように思える。
2010年の菊花賞2着馬の底力を見せることが出来るだろうか。
57キロという斤量も恵まれているように思える。

ダノンバラードの中日新聞杯3着は
相手関係を考えれば不満が残る結果ではないだろうか。
本来ならば軽視したいが、
今回はG2戦としてはメンバーも手薄。
正念場の一戦となるように思えるのだがどうだろうか?

スマートギアは長期休養明けを2度使われての参戦。
この京都・芝2400メートル戦は
2009年の京都大賞典で2着に入っている。
休養明けのカシオペアS、鳴尾記念はいずれも9着だが、
勝ち馬とのタイム差は1秒未満。
そろそろ変わってくるタイミングかもしれない。

第52回京成杯予想

1月15日(日)
中山11R
第52回京成杯(G3)
中山・芝1600メートル

◎アドマイヤブルー
◯マイネルロブスト
▲アーデント
△キオネピューマ
×ロジメジャー

京都での新馬戦で2分6秒5。
2戦目の中山・ホープフルSは2分1秒4。
無傷の2戦2勝とメンバー中でも抜けた存在のアドマイヤブルーは
この2戦で確実に走破タイムを詰めている。
レースぶりも逃げ・先行馬の直後につけて直線で抜け出すという
教科書通りの競馬。
この相手でもそんな競馬が見られるのならば、
3連勝は十分にあり得るだろう。
軽視すべき理由は全く見当たらない。

好タイムの決着となった朝日杯フューチュリティステークスで
2着に入ったマイネルロブストにも注目が集まる。
初めての2000メートル戦となるが、
1800メートル戦の札幌2歳Sで3着があり、
距離の面で心配すべき材料はないだろう。
今回の鞍上はクローバー賞勝ちの時に手綱を撮った津村明秀。
乗り替わりもマイナスとは思えない。

いちょうSを勝ったアーデントも
距離延長を心配する必要はなさそうだ。
新馬戦・未勝利戦で1800メートル戦を経験している。
課題は大外枠とレース間隔が空いている点か。
クリストフ・ルメールの手綱捌きにも注目だろう。

新馬戦を勝ったばかりのキオネピューマだが、
当時の走破タイムは芝1600メートル1分36秒4。
仮に2戦目に同じ距離を使うのならば、
この時計を更に詰めることは不可能ではない筈。
同じ事は稍重での新馬戦を
1分37秒8で勝ち上がったロジメジャーにも当てはまる。
注目のダイワメジャー産駒だけに2戦目に注目したい。

第59回日経新春杯の見どころ

正月の変則開催の影響もあり、
記事作成時点で日経新春杯のハンデが
JRAから発表されていない点を
ご了承頂きたい。

そのハンデを最も気にしていると思われるのは
2年連続で有馬記念3着のトゥザグローリーではないだろうか。
昨年2011年は京都記念、日経賞も制している。
だからこそハンデがどのくらいになるのかは
大きなポイントとなりそうで、
場合によっては回避の可能性もあるかもしれない。
だからこそ「出走」を決めた時は要注目ではないだろうか。
ここでは相手が1枚も2枚も違う印象だ。

トゥザグローリー以外では明け4歳馬に注目が集まりそう。
人気の面では昨年2011年の皐月賞3着馬ダノンバラードか。
だが3着に敗れた前走の中日新聞杯は不満が残る内容。
当時はハンデが56キロ。
今回は果たしてどうなるか?
見込まれるようなら過信は禁物かもしれない。

同じ明け4歳馬でも
ハンデに恵まれる可能性が高いのはスマートロビン。
神戸新聞杯4着で菊花賞出走を逃したが、
その前に札幌の芝2600メートル戦阿寒湖特別を制しており、
「菊花賞に出ていれば」の声もあったのがこの馬。
その評判は前走の準オープン比叡S勝ちが証明している。
ハンデ次第ではこの重賞競走でも面白い存在となるだろう。

この3頭以外は連闘馬(1月5日出走馬も含む)か
近走成績が不振の馬が多い。
3頭から回避馬が出た時はハンデ戦の分も含めて
かなり難解な一戦となりそうだ。
連闘馬の中から1頭選ぶとすれば、
馬体重12キロ増で寿Sを勝ったスイートマトルーフではないだろうか。

第52回京成杯の見どころ

メンバー中で一番の注目は
2戦2勝のアドマイヤブルーということになりそうだ。
キングカメハメハ産駒で
前走は同じ中山・芝2000メートルの
ホープフルSを勝っている。
勝ちタイム2分1秒4は
2歳12月の時点での時計としては上々のものではないだろうか。
3連勝でクラシック戦線に
いち早く名乗りを挙げることはできるだろうか。

相手筆頭はいちょうSを勝ったアーデント。
こちらはディープインパクト産駒。
そのいちょうSでは、
飛びの大きい馬が多いディープインパクト産駒には珍しく
不良馬場を克服しての勝利となった。
400メートルの距離延長となるが、
新馬戦・未勝利戦は1800メートル戦を使われており、
距離への不安はあまり気にしなくてもいいだろう。

この2頭を追いかける存在となりそうなのが
朝日杯フューチュリティステークス2着のマイネルロブスト。
札幌2歳Sでも3着に入っており、
今回が6戦目と経験は豊富。
堅実な決め手を持つタイプである点も信頼出来る存在か。

新馬戦を勝ったばかりの馬にも面白い存在がいる。
アドマイヤムーン産駒のキオネピューマは
2000年の秋華賞馬ティコティコタックの半弟にあたる。
好位から決め手を活かす勝ちっぷりは
重賞のこのメンバーでも通用する可能性は高いと見る。

ダイワメジャー産駒のロジメジャーも
新馬戦を勝ってここに駒を進めた1頭。
稍重の芝1600メートル1分37秒8なら
2戦目での上積みを考えれば、
重賞のこのメンバーでも面白い存在となりそう。
距離延長も不安は少ないか。

<前の5記事 4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14