第52回きさらぎ賞の見どころ
注目は何と言ってもディープインパクト産駒の
ワールドエースということになるのではないだろうか。
前走で5頭立ての若駒Sで
単勝オッズ1.2倍の断然の支持を集めながら2着。
このレースをどう評価するのか?が、
馬券検討をする上での大きなポイントとなりそうだ。
当時は雨で重馬場。
そんな中で競馬を教える必要性から
最後方からのレースを試みた。
その結果の「届かず2着」だった点は頭に入れておかなければならない。
ただ一方で相手関係を考えると
取りこぼしが許されないメンバーだった印象もある。
評価が大きく分かれる一戦となりそうだ。
ワールドエース以外に注目すべき馬と言えば、
シンザン記念出走組ということになりそうだ。
当時の2着馬はマイネルアトラクト。
これまでデビューから7戦全てがマイル戦だった馬が
今回初めて1ハロン延長してのレースに挑む。
好位で流れに乗って直線で抜け出すタイプの馬だが、
未勝利戦脱出に5戦を要した点からもわかる通り、
距離延長は微妙なタイプかもしれない。
それでも展開がハマる可能性もあるだけに、
簡単に軽視は出来ない印象はある。
同じシンザン記念で3着だったプレミアムブルーも
似たようなタイプの馬である。
だがこちらは1800メートル戦の黄菊賞で2着があり、
距離面での融通という点ではこちらの方が上なのかもしれない。
展開次第である点には変わらないのだが。
前が速くなる場合は
ヒストリカルの出番があるかもしれない。
こちらもワールドエースと同じディープインパクト産駒。
破壊力が侮れない血統だけに、
押さえてみる手もあるだろう。
第62回東京新聞杯の見どころ
今年に入って古馬の牡馬・牝馬共に出走可能なマイル戦は
京都金杯に続いてこれが2つ目となる。
この東京新聞杯にはその京都金杯の1・2着馬が揃って駒を進めてきた。
その京都金杯の勝ち馬はマイネルラクリマ。
富士S、キャピタルSと府中での2戦を共に3着に入った後に、
京都で重賞初制覇を果たした。
重賞タイトルを獲得した点は評価するが、
勝ち切れなかった府中に舞台が戻る点が大きなポイントとなりそう。
府中ではこの3着が最高で、
コースを克服できるのか?が大きなポイントとなりそうだ。
その府中向きの可能性が高いのは
京都金杯でマイネルラクリマから0秒2差2着だった
ダノンシャークではないだろうか。
京都金杯は後方から大外一気の競馬で届かず2着、という内容。
当時の京都は馬場の内側が有利な馬場状態で
大外に回ったこの馬はその点で不利だったと考えていいだろう。
今度はこの馬の末脚が活きる府中に舞台が変わるだけに、
チャンスは増えるに違いない。
別路線組では中山のニューイヤーS組ということになるだろうか。
こちらも1・2着馬が揃って参戦する。
1分32秒4という、
冬場としては好タイムでレースを制したコスモセンサー、
0秒5差で2着だったガルボの2頭はいずれも先行脚質の馬だけに、
あくまで流れ次第ではあるが、
再びハマる可能性も十分にあるだけに
警戒しておいた方がいいのではないだろうか。
愛知杯を勝ったフミノイマージンの名前がある。
未勝利勝ちはマイル戦だったが、
今では少々距離不足の可能性もある。
それでも前が速くなった時は浮上の可能性があり、
要注意の存在ではないだろうか。
第46回小倉大賞典の見どころ
小倉大賞典は年末の中日新聞杯から中山金杯を
使われた馬の参戦が目立つ。
いずれも中距離のハンデG3戦である点が
こうして傾向を生んでいると思われる。
加えて中京競馬場の改修工事の影響で、
中日新聞杯が小倉競馬場で行われている点も大きなポイントと言えるかもしれない。
その中日新聞杯の勝ち馬コスモファントムの名前がある。
中山金杯は57.5キロを背負って3着。
今回も同じく57.5キロを背負う。
斤量面、小倉コースとも不安はなく、
今回も軸馬としての信頼を集めることになりそうだ。
このコスモファントムを破るには
ハンデ差をどう活かすのか?がポイントと言えるだろう。
中日新聞杯5着、中山金杯5着のエクスペディションは55キロ。
いずれもコスモファントムに先着を許しているが、
コスモファントムとのタイム差は中日新聞杯が0秒2、中山金杯は0秒1。
2.5キロ差の今回は逆転の可能性は十分にあると考えて良い。
昨年2011年の夏には小倉での2勝を含む3連勝を挙げた実績がある。
得意コースだけに注目をしておきたいところ。
似たようなことは
中日新聞杯6着、中山金杯5着のエーシンジーラインにも当てはまる。
コスモファントムとの差は中日新聞杯で0秒3、中山金杯で0秒1。
今回も単騎逃げとなる可能性がある。
ハンデは引き続き56キロ。
逆転できる要素はある筈だ。
別路線組で注目したいのは
53キロでの出走となるタムロスカイではないだろうか。
前走は1000万下の逢坂山特別を
トップハンデ57キロで制している。
相手は強くなるが斤量は一気に4キロ軽くなった。
斤量面での有利さが最も際立っているのはこの馬のように思える。
第47回京都牝馬Sの見どころ
中山牝馬S3着、福島牝馬S2着、クイーンS2着、
札幌記念4着、そして愛知杯3着。
2011年は重賞競走で善戦が続くも、
勝ち切れないまま終わってしまったコスモネモシン。
このメンバーなら2010年のフェアリーS以来となる
勝利の美酒を味わえる可能性は高いのではないだろうか。
牝馬同士のレースでは大崩れのないタイプだけに、
馬券検討をする上では絶対に押さえなければならない1頭と言えるだろう。
マイル戦に変わるのも好材料ではないだろうか。
相手は同じ京都・芝1600メートルの
京都金杯を使われた組ではないだろうか。
当時3着のアスカトップレディ、
同4着のショウリュウムーンは、
牡馬がいなくなった今回、
改めて注目すべきかもしれない。
まずはアスカトップレディだが、
京都では2勝を挙げているコース巧者。
前走よりも斤量は1キロ増えるが、
54キロならば懸念材料ではないだろう。
重賞初制覇の可能性は十分にある。
ショウリュウムーンは昨年2011年のこのレースを制している。
気性面で難しいところがある馬だが、
ハマった時の強さは3歳時にアパパネを破ったチューリップ賞で証明済み。
あの豪脚が再び見られるようなら、
連覇の可能性は十分にあると考えて良い。
昨年2011年のオークス馬エリンコートの名前がある。
秋シーズンは精細を欠いてしまった感があったが、
デュランダル産駒だけに、
このマイル戦で見直す手はないだろうか。
新たな面を引き出すことが出来るようなら面白そうだ。
第26回根岸Sの見どころ
昨年2011年のこのレースを制した
セイクリムズンの連覇の可能性が高いと考えたい。
よもやの敗戦を喫した2走前のカペラSが気になるが、
前走の兵庫ゴールドトロフィーで勝ったスーニから0秒3差2着という結果を見る限り、
1200メートル戦よりも1400メートル戦の方がレースはし易いと
考えることも出来るように思える。
斤量も別定57キロならば、
特に気にするほどのものでもないだろう。
ダートの短距離戦では大崩れが少ないタイプだけに、
信頼度は高そうだ。
相手筆頭で注目したいのは、
500万下、1000万下、準オープンと3連勝中の上がり馬、
サクラシャイニーということになりそうだ。
この3連勝はいずれも1400メートル。
しかもうち2戦は今回と同じ府中でのものという点を考えると、
非常に不気味な存在と言えるかもしれない。
重賞ということで相手も強くなるが、
勢いでどこまで戦えるのか、興味深いところではないだろうか。
府中で行われた昨年2011年のマイルチャンピオンシップ南部杯3着の
シルクフォーチュンは、
マイル戦よりもこの1400メートル戦の方が信頼度が上がるタイプ。
2011年は同じ距離のプロキオンSを制しているだけに、
今回も軽視してはいけないレースとなりそうだ。
カペラS3着のタイセイレジェンドも
1400メートル戦の方がレース運びがスムーズなタイプ。
1200メートルよりも若干ペースが緩む分、
楽な逃げ・先行の手に出ることが可能だと考えられる。
残り目に期待するのも面白そう。
同様の事は大和Sを勝ったトウショウカズンにも当てはまるように思える。
