レースのポイント

第46回札幌2歳Sの見どころ

今年の札幌2歳Sは
新馬戦、オープン特別を連勝した馬が2頭いる。
この2頭が中心となるという見方もあるだろう。
だが他の馬についても
興味ある存在が何頭かいるように思える。

同じ1800メートル戦を2連勝したのが
ゴールドシップ。
コスモス賞の1分53秒6は平凡だが、
その前の1分51秒2は評価に値するものではないだろうか。

同じく2連勝中であるマイネルロブストの
前走クローバー賞は1500メートル戦。
重賞戦線を戦う上での「スピード」を判断する上では、
この1500メートル戦への距離短縮を問題としなかった点は
逆に評価に値するもののようにも考えられる。
ここまで考えると中心はこの2頭という
見方も納得できる。
だが新馬戦・未勝利戦を勝ったばかりの馬の中にも
気になる存在がいるように思える。

持ち時計という点では
前走の未勝利戦で1分50秒9というタイムを
叩き出して勝利したグランデッツァを忘れる訳には
いかないだろう。
当時2着馬との間に出来た差は1秒3。
この差は無視する訳にはいかない。

やはり持ち時計に基づく比較になるが、
1500メートル戦での
新馬戦を勝ったロゼシャンパーニュだが、
勝ちタイムの1分31秒4は、
翌日のマイネルロブストが勝ったクローバー賞の
1分33秒2を大幅に上回るもの。
上積みを考えるとこの馬も怖いように思える。

そして1週前の同じ距離の新馬戦を勝ったラシンディランテは
更に0秒1速い1分31秒3。
単純比較は難しいが、
タイムを考えれば無視をすべきものではないだろう。

第57回オールカマー予想

9月25日(日)
中山11R
第57回オールカマー(G2)
中山・芝2200メートル

◎アーネストリー
◯マイネルラクリマ
▲コロンバスサークル
△シャドウゲイト
×ゲシュタルト

宝塚記念優勝馬アーネストリーの力が
ここでは1枚も2枚も抜けている。
59キロが気になる、という見方もあるが、
相手関係は相当楽になっていると見て良い。
負けられないレースではないだろうか?
当初予定の札幌記念を一頓挫あって
使えなかった分の不安もあるが、
出て来るからには心配は要らない、と思った方が良い。

このアーネストリーの相手探しの一戦となりそう。
アーネストリー以外に前走で勝ち星を挙げている馬がいないという、
やや低調な相手だけに
かえって予想は難解かもしれない。
メンバー中、唯一の3歳馬であるマイネルラクリマはどうだろうか?
NHKマイルカップでグランプリボスの0秒5差6着に入り、
ラジオNIKKEI賞での2着。
54キロで出走できる点は魅力的。
アーネストリーを破るまでは難しいが、
2着・3着なら狙える存在だ。

コロンバスサークルは前走のオープン特別、
みなみ北海道Sで2着。
この馬は今回は逆に斤量が3キロ増える。
それでもこの距離には全く不安がない馬だけに、
大駆けもあり得るのではないだろうか。

古豪シャドウゲイトにとって、
アーネストリーよりも1キロ軽い
58キロでの出走という点が面白そう。
9歳馬だけに上がり目はないかもしれないが、
その分だけ堅実さはある。

地方馬ゲシュタルトは天皇賞・春(17着)以来の実戦。
しかし同じ距離で行われた昨年2010年京都新聞杯を勝っており、
後は状態次第なのかもしれない。
人気がなければ要注意の存在となりそうだ。

第59回神戸新聞杯の見どころ

2冠馬オルフェーヴルがいよいよ登場する。
阪神・芝外回りコースは
スプリングSで経験済み。
距離もこの2400メートルはダービーで経験している。
条件面では全く問題はないだけに、
後は夏を越えての状態だけがポイントとなりそう。
現在3連勝中だけに、
連勝をここでも伸ばすことが出来るのか、
にも興味が集まりそう。

そのオルフェーヴルに
ダービーで0秒3差2着のウインバリアシオンも
ここから始動する。
当時は道悪だったが、
その前に良馬場の青葉賞を制しており、
決して道悪でしか好走できない馬ではない。
青葉賞を勝ってダービー2着というパターンの馬が
菊花賞で一矢報いるケースはこれまでも何度かあっただけに、
この馬はここでも要注意と言えるかもしれない。

夏の札幌名物とも言える、
1000万下の2600メートル戦阿寒湖特別を制した
スマートロビンの名前もある。
今回よりも菊花賞での狙いとなる可能性もあるが、
ここでもその状態には注目をしておきたいところ。

ラジオNIKKEI賞を勝ったフレールジャックは
未勝利戦、500万下、ラジオNIKKEI賞と3戦3勝。
底を見せていない点は怖いかもしれない。
距離に課題は残るが克服できれば面白い存在となるかもしれない。

やはり「距離」がポイントとなるが、
古馬準オープンのポプラSを勝った
ショウナンマイティも注目の存在。
前走で走った相手を考えれば、
3歳馬同士の一戦では軽視してはいけない存在となる筈だ。
マンハッタンカフェ産駒だけに
「遅れてきた大物」の可能性は十分にありそうだ。

第57回オールカマーの見どころ

宝塚記念を制したアーネストリーが
このオールカマーから始動する。
当初は札幌記念の予定だったが、
軽い捻挫により、
始動戦がこのオールカマーに変更となったもの。
宝塚記念と同じ2200メートル戦だけに、
距離面での不安はないだろうし、
コース形状の近い中山にも問題はないだろう。
ポイントはやはり一頓挫あった後だけに、
仕上がり具合がどうか?という点に尽きる。
出てくる以上は万全の状態の筈ではあるのだが、
一応、この中間の状態は注意しておきたいところ。

アーネストリーの相手探しの一戦だが、
前走を勝っている馬がこのアーネストリーのみ、
というあたりが少々物足りないところ。
相手探しは難しい。
面白いのは3歳馬のマイネルラクリマか。
ラジオNIKKEI賞2着以来の実戦となる。
セントライト記念や神戸新聞杯ではなく、
このオールカマーを復帰戦に選んだ点が
興味深いところ。
54キロで出走できるのはプラス材料と言えるかもしれない。

古馬では札幌記念で5着に入り、
一叩きされた形となったカリバーンに注目したい。
休養前は1000万下、準オープン、オープン特別と
3連勝した実績もある馬。
当時の状態に戻っていれば怖い存在の筈。

みなみ北海道S2着のコロンバスサークルは
3キロ増える斤量が気になる所。
2走前の函館記念でも5着に入っており、
このメンバーでも馬券圏内を十分に狙える器ではある。

実績馬シャドウゲイトもこのレースから始動する。
今回も斤量は58キロ。
休養前は同じ58キロの七夕賞で4着。
ハンデ戦よりも今回の別定戦の方が
有利になることは間違いないだけに、
馬券圏内への期待は十分に出来るはず。

第29回セントライト記念の見どころ

今年は春シーズンに注目された馬たちの参戦が多い。
日本ダービー3着のベルシャザールもその1頭。
昨年2010年の年末に勝ったホープフルSの内容は、
その後も高い評価を集め続けた。
そのホープフルS以来の中山での実戦となる。
中山巧者としての実力から、
ここでは中心視したい1頭だ。

皐月賞2着のサダムパテックも、
秋はこのセントライト記念からの始動となる。
中山は弥生賞を制した舞台。
この馬も中山は得意コースと言えるだろう。
日本ダービー7着は道悪が大きく影響したか。
巻き返しの秋となりそうだ。

きさらぎ賞を勝ったトーセンラーもここから始動。
当時の鋭い末脚を今でもはっきりと覚えているファンは多い。
皐月賞7着、日本ダービー11着と
クラシック戦線では不振だったが、
東日本大震災で影響を受けた
宮城県の山元トレセンが放牧先だったりと、
調整過程での躓きも敗因の一つか。
順調に仕上げられた今回、
改めて注目したい存在だ。

中山では1月の京成杯を勝っているフェイトフルウォーも
ここから始動となる。
当時の勝ちタイムである芝2000メートル2分0秒9は
時期を考ええば優秀なもの。
状態次第では馬券に絡む可能性は十分にある。

夏場を使われた組ではショウナンバーズ、トウシンイーグル、
ハーキュリーズ、ヒットザターゲットに注目か。
いずれも前走は古馬相手の1000万下で2着。
勝てなかった点には不満が残るが、
春シーズンを戦った馬たちの調整に遅れなどがあるようならば、
浮上する可能性はあるだろう。

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