レースのポイント

第14回富士Sの見どころ

安田記念で同じ美浦・堀宣行厩舎の3歳馬
リアルインパクトに敗れたストロングリターン。
当時の着差はクビ。
あと一歩のところで逃したG1タイトルを
秋のマイルチャンピオンシップで何とか奪取したいところ。
その為にもこの富士Sは負けられない一戦となるだろう。
別定58キロを背負うが、
この相手では斤量を理由にも出来ないか。
必勝態勢で望む前哨戦となりそうだ。
京王杯スプリングカップで見せた
決め手に注目したいところだろう。

毎日王冠で差のない4着に粘り込んだ
エイシンアポロンの名前がある。
中1週となる点が気がかりだが、
距離短縮はプラス材料となる筈。
相手も前走よりも楽。
ここでは馬券圏内の可能性が高い。

昨年2010年のマイルチャンピオンシップ3着馬
ゴールスキーも一叩きして参戦。
4歳になってからの心身共に成長という楽しみもある。
ストロングリターンとの2キロ差が
どう結果に影響するのかが興味深いところ。
今年の東京新聞杯でも3着に入っている。

関屋記念を制したレインボーペガサスは
前走の京成杯オータムハンデキャップでも3着。
トップハンデ57.5キロを不安視する声もあったが、
3着という結果は6歳になって本格化した証と言えそう。
今度は新潟と同じ左回りの東京競馬場での一戦。
57キロだが軽視は出来ない。

このレースを2009年に勝っているアブソリュートも
府中で変わり身を見せる可能性はないだろうか。
関屋記念からエース間隔を空けて立て直されているだけに、
その効果に注目したい。

第16回秋華賞の見どころ

夏の札幌競馬・クイーンSで
春の牝馬クラシック戦線における勢力図に
大きな変化をもたらしそうな存在が現れた。
その馬の名はアヴェンチュラ。
古馬も参戦するこのクイーンSにおいて、
52キロと斤量に恵まれていたとはいえ、
勝利を挙げた点は注目に値する。
トールポピーの全妹という血統面の裏付けも
しっかりしている点にも注目をしておきたいところ。

春の牝馬クラシック戦線を走り続けている馬の間でも
その力関係に微妙な変化が生じている。
春は桜花賞2着、オークス3着だったホエールキャプチャが、
ローズSを勝利。
昨年2010年の阪神ジュベナイルフィリーズでも
レーヴディソールの2着に入った馬だけに、
最後の1冠こそは何とか手に入れたいところだろう。

同じローズSで桜花賞馬マルセリーナは6着。
この敗戦をどう考えるかが馬券検討のポイントとなりそう。
あくまで叩き台だったと見るべきか?
それとも状態面に問題があるのか?
「距離」に限界がある可能性も頭に入れておきたいところ。

オークス馬エリンコートもローズSでは10着。
こちらも状態面の問題だろうか。
前走で14キロ増えていた馬体重が
どこまで戻ってくるのかにも注目をしておきたい所。

例年なら評価を下げるべき紫苑S組だが、
今年は勝ったカルマートが1分58秒2のコースレコードをマーク。
例年の紫苑S組とは少々レベルに違いがあるかもしれない。
当時、ハナ差2着だったデルマドゥルガーも含めて、
警戒しておくべきであるように思える。

第59回府中牝馬Sの見どころ

昨年2010年の牝馬3冠馬アパパネが
このレースから始動する。
今年もヴィクトリアマイルでブエナビスタを押さえて優勝するなど、
好調ぶりが続いている。
しかし注意したいのはこの馬は休養明けに実績がない点。
叩き良化型だけに、
今回、どこまで信頼すべきか、
馬券検討をする上では悩むことになりそう。

七夕賞、小倉記念を連勝して、
サマー2000シリーズ優勝を決めたイタリアンレッド。
牝馬限定戦の今回は負けられれない一戦となりそうだ。
問題は府中でのレースが初めてとなる点。
同じ左回りの新潟で行われた
福島牝馬Sは5着。
この課題を今の勢いで克服できるのかが
注目となる。

その福島牝馬Sを制しているフミノイマージンも
このレースに登録している。
こちらは前走のマーメイドSも勝っており、
好調なレース内容が続いている。
但しこの馬も府中では
2009年のスイートピーS4着、オークス11着。
このコース克服は課題となりそう。

府中で勝ち星があるという点で
アニメイトバイオに注目する手はあるかもしれない。
七夕賞、クイーンSが共に3着と
あと一歩の競馬が続いているが、
器用さに欠ける分だけ、
小回りコースより直線の長い府中の方が狙えるかもしれない。

府中実績という点ではヴィクトリアマイル3着の
レディアルバローザに注目する手もありそうだ。
前走は朝日チャレンジカップ3着。
牝馬同士ならもう少しやれる筈。
今年は阪神で行われた中山牝馬Sで勝利。
直線の長いコースは明らかにこの馬向きと言えるだろう。

第46回デイリー杯2歳Sの見どころ

デビュー前からその素質の高さに注目が集まっていた
ダイワメジャー産駒のダローネガ。
新潟2歳Sでは4着に敗れたが、
前走の野路菊Sを制して
再度の重賞挑戦となった。
1勝馬が多い今回は重賞制覇のチャンスだろう。
野路菊Sの芝1800メートル1分48秒7は
この時期の2歳馬としては高く評価されるべき
時計ではないかと思われる。

同様のことは小倉2歳S2着のタヤスツヨシ産駒、
マコトリヴァーサルにも言えそうだ。
その小倉2歳Sは
後方から追い込む競馬だったことを考えると、
この距離延長は好材料と言えるかもしれない。
母の父がサクラバクシンオーだけに
距離に限界はあるが、
父親側の血が強く出れば
このマイル戦までなら何とかなる筈なのだが、
どうだろうか?

1勝馬の中で注目すべきは、
差し・追い込みの競馬で勝ち上がった馬
ということになりそうだ。
ダンスインザダーク産駒のクラレントもそんな1頭だろう。
7月に同じ京都の新馬戦を後方から追い込む競馬で勝利した。
この馬にとって1ハロンの延長は大きなプラス材料となりそう。
半兄のリディルは2009年のこのレースの勝ち馬。
兄弟での重賞制覇に期待が集まる。

同じく7月に京都の新馬戦を勝ち上がったシンゼンレンジャーは
道中は最後方からのレースで追い込み勝ち。
芝1800メートルで1分50秒3は
評価に値する走破タイムだろう。
スタミナ面での不安も少なく、
いきなりの重賞タイトル獲得もあり得るかもしれない。

レベルの高い札幌デビュー組の
ゲンテンにも注目が集まりそう。
1勝馬の多いこのメンバーなら
素質の高さで何とかならないだろうか。

第13回東京ハイジャンプの見どころ

前走で重賞勝ちを決めた馬が2頭。
この2頭の母はいずれもアズサユミ。
この兄弟対決に注目が集まる。

まずは2連勝の形で新潟ジャンプSを制したクリーバレン。
同じ左回りの府中で重賞連勝といきたいところ。
課題は連続障害ということになるだろうか。

そして阪神ジャンプSを制したクランエンブレム。
こちらは平地準オープンの脚を持っている。
府中は障害未勝利戦を勝っているコース。
クリーバレンよりも府中の連続障害への不安は少ないだろう。

府中の障害コースは初となるが、
障害入りして3戦3勝というディアマジェスティも怖い存在だ。
こちらも平地準オープン馬。
バンケットのないコースだけに、
重賞初制覇の可能性は高そう。

府中の障害コース、
特に連続障害への対応という点に主眼を置くのであれば、
東京ジャンプSを勝ったマジェスティバイオか。
その後も新潟ジャンプSで3着など、
順調に使われ続けている。
その疲れが残る可能性もあるが、
前走の新潟からは間隔が空いており、
その点では心配は要らないだろう。
同様に同レース2着のマサノブルースにも注目すべきか。
阪神ジャンプSで一叩きした上積みも見込める今回は怖い。
馬体も絞れてくるに違いない。

他の馬との斤量差がある為に
力を出し切れない印象があったエーシンディーエスは
今回61キロと1キロ減になる。
他の馬との差も1キロ。
そろそろ警戒が必要な存在になっているかもしれない。
2009年の京都ジャンプS、
2010年の京都ハイジャンプを制した重賞2勝馬。
その実力は侮れない。

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